地球46億年の歴史の中で、1億数千万年もの長期にわたり繁栄した恐竜だが、突然のように地球上から消滅した。その謎に心うばわれた人々は、この不思議な生物に尽きないロマンを抱き続けてきた。
本展の舞台となるアメリカは、西北部のユタ、コロラド、ワイオミング各州の山岳地帯が、世界で最も良質な恐竜の宝庫だったため、19世紀以降さまざまな探検や発掘が行われ、今世紀初めには古生物の分野で世界のリーダーと目されるようになった。本展は、アメリカの最新の研究成果を踏まえて、地球の誕生から人類の出現まで、自然が示す事実にもとずいて、その中で誕生し絶滅した恐竜たちを化石、化石標本、全身骨格標本、生態模型、映像などで紹介する。

展示は以下計13のセクションに分け、地球の誕生から恐竜を科学するまでを構成展示します。
主な展示物;
二枚貝、ナマコ、節足動物、タリモンスター、エビ、三葉虫類の化石ほか
両生類は体の構造や生活のしかたが、魚類と爬虫類の両方を繋ぐようになっています。魚類は水中で泳ぐため鰓が発達し、体の線が流線型になっていました。しかし、両生類は、鰓に変わって四肢が発達し、歩くことも出来るようになり、肺が発達して空気呼吸も可能になりました。従って、陸上生活を長時間行うようになりましたが、産卵はまだ水中で行っていました。
主な展示物;サイクロトサウスの頭骨、ハドロツコサ、ウルスの頭骨・アファネランマの頭骨の化石標本ほか
古生代後期のパンゲア大陸時代に両生類の繁栄とそれから進化する初期の誕生が見られます。この脊椎動物の飛躍的な発展は、全地球的な大陸植物の繁栄と、それを促した高温多湿な気候に助けられていたものと思われます。恐竜が生まれる頃、陸上には10~30mにも達する大木が生え、その下にはシダ類が繁っていました。
主な展示物;メソサウルス、恐竜の卵、始祖鳥の化石標本ほか
古生代の終わりになると、1つになっていた大陸が大きな割れ目によって5つの大陸に分かれ始めました。恐竜の直接の祖先として見ることの出来るのは、三畳紀の祖先類に属する恐竜類・竜盤類のブラキオサウルスのようであったと思われます。
主な展示物;イカロサウルス、オルニトレステスの生態復元模型ほか
恐竜の体は、始めの頃は骨組みもあまりがっしりとしていませんでしたが前と後ろの4本足で歩くもの、後ろの2本足だけで歩き、前の2本は獲物を捕らえるものに使うものなどに分かれていきました。そして、それぞれが4本足で歩く草食性のものの中には体長が30m、体重が100トン近くもなったものもあります。
主な展示物;アロサウルスの全身骨格標本、キャンプトサウルスの全身骨格 標本、恐竜の足跡化石ほか
どの生物も始めに現れた種類が子を産み、いろいろな土地に広がっていくうちに新しい種類を産み、仲間を増やしていくようです。恐竜も2億3千万年前に始まった中生代・三畳紀から、1億4千万年前のジェラ紀後期にかけて、驚くほど巨大化し、あるいは強力化しました。しかし、巨大化した4本足歩行の型には白亜紀後期までに衰え、骨格の多様化が進み、白亜紀後期にかけて奇形ともいえるような変わった型のものが多くなりました。
主な展示物;ティラノサウルスの生態模型、ティラノサウルスの頭骨、ティラノサウルスの後脚足、プロトケラトプスの卵、テイロサウルの頭ほか






























